県道沿いの峠から1本外れた峠に火葬場があり周辺は霊園墓地も点在する。夜は気味の悪い山道の話し。複数のタクシードライバーも目撃された実話です。
「気をつけて」
同僚も合言葉の様にあの周辺を通過する時には知らぬ間に招かざる客が後ろに乗って来るからだった。
「決まって雨が降る深夜に幽霊が後ろに居る」
と、私は同僚の運転手の後ろについての帰り道。乗せた覚えがない人の後ろ姿を見た事がある。数キロの間ですけどね、その同僚は寒気で血の気が引いてその間記憶がなくなってた、客を乗せてはいない。それは私も一緒に後方からついて走っていたので間違いありません、白いワイシャツを着ていた様なサラリーマン風の男性？何者？

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