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水死した先輩(後編)

ペンネーム:タッチさん


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※この体験談は「第24話 水死した先輩(前編)」の後編です。もし、前編をご覧になっていない方はまず、前編をご覧になってからこちらの後編をご覧下さい。
「第24話 水死した先輩(前編)」はこちらです。

バイクで現れた先輩と別れてから24年後の一昨年の夏の出来事、私は休みの日に友人6人と海に行き泳いだ後昼食を食べてる時、私の名を呼び捨てで呼ぶ声が聞こえ、友達か?と思ったら違い左斜め後ろにアロハシャツを着て膝から下がない先輩が立ってました。

ニコニコして私を呼んでるので近寄ってみると、
「オゥ…あの時以来だな上の世界で俺はあんな形で死んだから優遇されてるんだ。でも今だに未練があり、やりたい事もあったから下界を行ったり来たりしてるんだ。海で死んだから家に帰れないけど、いつでもいいから俺の家に行って親に俺と海で会った事を伝えてくれ!お前が霊感強い事を親も知ってるから、多分信用してくれる元気でやってるから安心してくれ、そして見守ってるからと言ってくれ」
と言い先輩は手を振り海の上を飛ぶように沖へと消えて行きました。

その夕方、私は先輩の家に寄りお線香を上げ、海であった出来事と伝言を両親に伝えたら泣いて喜んでました。
「又会う事があったらTELでもいいから知らせて頂戴ね…」
と言われ帰ってきました。きっと又いつか先輩は私の前に現れると思います。

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