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手痕…(No3)

ペンネーム:亜茶さん


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※この体験談「第93話 手痕…(No3)」は全5話のシリーズ物です。もし、「第92話 手痕…(No2)」をご覧になっていない方はまず、「第92話 手痕…(No2)」をご覧になってからこちらの「第93話 手痕…(No3)」をご覧下さい。
【目次】 第91話 手痕…(No1)
第92話 手痕…(No2)
第93話 手痕…(No3)
第93話 手痕…(No4)
第93話 手痕…(No5)

ドアをでてすぐの階段で、
私は片っぽの靴ひもが緩いんでいた為、直していました。

すると………

ああ"ァ"ぁアぁああア……

と、あの声が聞こえてくるのです。

私は声の方を見ました。
クルマの下に白い着物をして、ボサボサな黒髪長髪。
なにより、生きているように思えない青白い肌…。

その女は、髪で隠れていない片目で私を睨みつけています。
やがて、私にズルズルと這いずりながら向かってきて、
どんどんスピードが速くなっていきます。

私は逃げたいのに腰を抜かして動けなくて、
コーポの住人に助けを呼ぼうとしますが、
恐怖に負けて声が上手くでません。

そうしているうちに、
女が私の目の前まで来ました。

そして、私の両足くびを持って、 車の下にひきずられた瞬間に……

※このお話の続き「第94話 手痕…(No4)」はこちらです。

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