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ラブホテルで(3)

ペンネーム:ばらたなさん


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※この体験談「第98話 ラブホテルで(3)」は全3話のシリーズ物です。もし、「第97話 ラブホテルで(2)」をご覧になっていない方はまず、「第97話 ラブホテルで(2)」をご覧になってからこちらの「第98話 ラブホテルで(3)」をご覧下さい。
【目次】 第96話 ラブホテルで(1)
第97話 ラブホテルで(2)
第98話 ラブホテルで(3)

彼と私はビックリしながらも、
『きっとセンサーの誤作動と、扉がちゃんと閉まってなかったのが開いちゃったんだね!』
と無理に何もなかったように振る舞い、扉を閉めました。扉が開いた後電気は消えました・・・。

その晩、内心はモノすごく怖かったけど、意外にも何事もなく夜が明けました。

翌日、彼とそのまま出かけて夜に帰宅。
どうも調子が良くない。体調がすぐれないというか、だるいし体が重く感じました。翌日彼にそのことを話すと、彼も同じでした。
これは何かお持ち帰りしちゃったかな・・・ということでその週末に神社へ参拝に行き、離れるようお願いしたら嘘のようにすーっと軽くなりました。

その出来事があってからそのホテルを調べたら、数年前に名前も変わりリニューアルされていたことが分かり、それ以前のホテルの時に心中があったようです。
もちろん部屋までは分かりませんが、おそらくそこだったのではないでしょうか・・・。私の感覚だと、始めっから中に誰かいて、もう一人が後から入ってきた気がしてなりませんでした。

以後、そのホテルには行っていません。

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